【講師登壇】能登鹿北商工会様開催の研修会にて講師を務めました。

2025年6月26日〜27日の2日間にわたり、能登鹿北商工会様で開催された研修会において、当事務所代表の金子が講師を務めました。

初日(6月26日)は、「所得税の基礎控除等の変更点」および「仕訳・会計の基本」をテーマに講義を行いました。

令和7年度の税制改正のうち、注目すべき「基礎控除や扶養控除等の見直し」については、「そもそも所得税とは何か?」という基本から出発し、その背景や意図を含めて丁寧に解説しました。いわゆる「103万円の壁」だけでなく、話題となっている社会保険の適用拡大にも触れ、税と社会保険が家計や働き方に与える影響についても取り上げました。

また、「今さら聞けない仕訳と会計のキホン」と題して、経理・会計実務の基礎となる「簿記・経理・会計の違い」や「仕訳の考え方」についても説明しました。日々の取引から財務諸表がどのように構成されるのか、誤りやすい経費処理の例や、実務で判断に迷いやすい場面への対応なども交え、経理・会計の基本が経営判断にどう役立つかを分かりやすくお伝えしました。

2日目(6月27日)は、商工会女性部を対象に、近年の大きな制度改正として注目される「インボイス制度」と「電子帳簿保存法(電帳法)」をテーマに登壇しました。

税制や制度のデジタル対応が進む一方で、「なんとなく知っているつもり」や「うっかり見落とし」が、思わぬリスクにつながる場面も増えています。制度の概要から実務への影響、仕訳処理の具体例までを取り上げ、段階的に理解を深めていただけるよう意識しました。

参加者の皆さまからは、

「難しい内容を分かりやすく解説してもらえた」
「今さら聞けないことだらけだったので、参加できて本当に良かった」

といったご感想をいただきました。また、「講師のお人柄も含めて話が聞きやすかった」「課税事業者になるか悩んでいたが、特例の話を聞いて納得できた」など、制度理解と判断の助けになったとの声もあり、ありがたい限りです。

本研修では、参加者の皆さまから寄せられた関心やご質問にもその場でお答えしながら、実務に直結する情報提供を心がけました。今後も税務・会計の専門家として、制度の正確な理解と実務での確実な対応に貢献できるよう、取り組んでまいります。

 

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